ティータイムに絵本を
[No.20] 2007/09/17 (Mon) 09:00 [ 絵本の周辺の本 ]
![]() | ティータイムに絵本を―人生は絵本とともに 「いま、大人にすすめる絵本」プロジェクトチーム (2006/03) メディアパル この商品の詳細を見る |
「絵本は人生で三度読むべきもの」
「大人こそ絵本を」
そう唱える柳田邦男さんによる「大人にすすめる絵本78冊」の紹介と
内山理名さん・中井貴恵さん・谷川俊太郎さんと柳田さんの対談集。
人生で三度とは、
自分が幼い時
親になって子どもを育てる時
人生の後半に差しかかった時
今、私は二度目に絵本を楽しんでいる最中。
子どもの時にはさほどに思わなかった絵本も、
今読んでとても感慨深いものもある。
たとえばこれ。
![]() | ちいさいおうち ばーじにあ・りー・ばーとん、いしい ももこ 他 (1965/12) 岩波書店 この商品の詳細を見る |
子どもの頃に図書館で借りて読んだのは、もっと小さな版のもの。
購入したのはその倍以上の価格だけれど、
絵の美しさをより堪能できる大型版。
四季の移り変わり、田舎ののどかさと、
めまぐるしく息苦しいような都会の生活・・
良くみると、ちいさなおうちのステップの描き方で
おうちが笑っているようにも泣き顔のようにも見えてきます。
幼い頃にはさらっと通り過ぎてきた絵本でしたが、
人生の後半に読む時には(ってあとどれくらい・・・?)
どんな風に感じるのか、自分でも楽しみです。
絵本は子どものためのものと決めてかからずに
短い文章だからこそ、研ぎすまされたものがそこにある。
時として文章以上を語る絵だからこそ、感じられるものがそこにある。
干涸びた心に絵本で潤いを取り戻した人。
悲しみに打ちひしがれていた心を絵本で癒した人。
私たちの心は、絵本との出会いを待っているのです。
短い時間で読めるからこそ、
何度でも、いつでも読める、読みたくなる絵本。
柳田さん自身、息子さんが自殺するという悲しみを
絵本が癒してくれた経験が。
そちらの話はこちらに詳しく。
![]() | 大人が絵本に涙する時 柳田 邦男 (2006/11/25) 平凡社 この商品の詳細を見る |
日々、たくさんの新刊絵本が出て、名作絵本も読み継がれているけれど
人生の後半、私はどの絵本を手にとっているのだろう?
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